第2巻143番歌はこちらにまとめました。
第2巻 143番歌
巻 | 第2巻 |
歌番号 | 143番歌 |
作者 | 長意吉麻呂 |
題詞 | 長忌寸意吉麻呂見結松哀咽歌二首 |
原文 | 磐代乃 <崖>之松枝 将結 人者反而 復将見鴨 |
訓読 | 磐代の岸の松が枝結びけむ人は帰りてまた見けむかも |
かな | いはしろの きしのまつがえ むすびけむ ひとはかへりて またみけむかも |
英語(ローマ字) | IHASHIRONO KISHINOMATSUGAE MUSUBIKEMU HITOHAKAHERITE MATAMIKEMUKAMO |
訳 | 岩代の岸の松が枝を結んだ皇子様は、無事お帰りになって結びをごらんになっただろうか。 |
左注 | (右件歌等雖不挽柩之時所作<准>擬歌意 故以載于挽歌類焉) |
校異 | 岸 崖 [金][元][古] |
用語 | 挽歌、作者:長意吉麻呂、有間皇子、鎮魂、行幸、追悼、結び松、和歌山、地名、植物 |